「カフェ ビシュエ」でコーヒーをネルドリップで淹れるマスターの仕事を見ているだけで飽きない …閉店

クレプスキュール吉祥寺店」でお会いしたオーナーが「うち以外でネルドリップなら」と紹介してくれたお店が「カフェ ビシュエ」でした。

◎追記(2018/1/25)2017年2月末に閉店。跡地は「吉祥寺餃子バルあわ屋」。

「カフェ・ビシュエ」は閉店後、善福寺公園近く(杉並区善福寺3-6-1)に移転しました(2017年4月12日 オープン)。

少し階段を降りた「半地下」といった感じ

お店は、誕生祝にステーキランチをいただいた「一鐡」と同じビルで、東急百貨店の北側を通る「大正通り」を少し進んで左手にあります。

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「B1」となっていますが半地下という感じで、右手の階段をさらに降りると「一鐡」です。

武蔵野市吉祥寺本町2-13-7 グランデール吉祥寺B1
●11:00-22:00 水曜休、祝日によって変更あり

手前に 4人テーブルが4つくらいと奥にカウンターが 6席ほどです。

オリジナルブレンドと各地のコーヒーがずらり

メニューを見るとコーヒーには「ビシュエ(コクと苦み)」「ラパン(酸味と香り)」「リュンヌ(酸味を控えた柔らかい口当たり)」という 3種類のブレンド(600円)がありました。

帰り際に店頭でブレンド豆は販売(100g 600円)していることも確認しました。

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さらにストレートも「キリマンジャロ」「ガテマラ」(680円)から「モカ・マタリ(780円)」や「ブルーマウンテン(880円)」まで幅広く揃えていました。

とりあえず今回は「本日の珈琲」の「タンザニア(680円)」をオーダーしました。

マスターのネルドリップさばきに感服

オーダーを受けたコーヒー豆を棚の密封ビンから必要量だけ計量して取り出し、電動ミルで挽いた粉をネルに入れ、木の棒でたたいてならす作業が渋いです。

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そこからは大体、こんな流れでした。

  • 大きなポットでたっぷりお湯を沸かして
  • 小さなポットに適量を移して温度を下げ、温度計でチェック
  • ビーカーのようなサーバーの上にネルを持っていき
  • ネルの上からポットの先端でコーヒー豆をなぜるようにポットを回しながらお湯を注ぎ
  • 適量になったらネルをサーバーから外し、少しだけ匙ですくって啜って味見
  • カップをトレイの中のお湯で全体を暖め、
  • サーバーのコーヒーを小さな鍋で少し加熱し
  • 温めたカップを拭いてからコーヒーを注いでできあがり。

たぶん数のでるブレンドは大きなネルで複数杯分作り、ポットに取り置きしておいて、出す前に先ほどの小さな鍋で温め直して注いでいるようです。

あと、カップはほぼ全部違う種類で、どんなカップになるのかも楽しみです。

ケーキは大好きなモンブランをチョイス

カウンターの奥に工房があり、そこで自家製ケーキを作っているようです。イラストもかわいく、どれもおいしそうです。

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ケーキセットで「すべてのお飲物は 50円引き」とのこと。

 

とりあえず大好きなモンブラン(420円)を選びました。コーヒーが 630円となり、合計で 1,050円。

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まず、コーヒー(タンザニア)は甘い香りに優しい酸味、そして苦みの少ないスッキリとした味でした。

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ネルドリップだからかは分かりませんが、なめらかな飲み心地でした。

 

モンブランは小ぶりで甘すぎず、でもしっかりと栗の味もして生クリームと馴染んでいました。土台部分がパウンドではなく、少しサクッとした感じで、これもまたいいです。

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中心には小さ目のマロングラッセ(?)が入っていて「おっ」という感じでした。とにかくコーヒーとピッタリなのは言うまでもありません。

とにかく見惚れて写真が撮れませんでした

ブレンドが 600円というのは、かなりしっかりしたお値段ですが、それに見合ったコーヒーのおいしさとマスターの技術と店の雰囲気がありました。

とはいえ、いつも通うには少しお高いので、ちょっと「素敵なコーヒーブレイク」を過ごしたいときにはいいんじゃないでしょうか!

 

マスターの一連の動作が滑らかで、それを見ているだけで飽きません。それゆえに恐れ多くて、最後まで写真を撮らせてくださいとは言い出ませんでした。

何度か通ったら、お願いできるかもしれません。なにはともあれ、コーヒーもケーキもおいしかったです。ごちそうさまでした。

 

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