2014年10月31日にオープンしたヤマダ電機の「LABI(ラビ)吉祥寺」に平日昼間(11/13 木曜日)に行ってきました。やはり、そこそこ空いていました。
2008年から出店していた「LABI吉祥寺パソコン館」はすでに閉店しており、こちらのビルに移転した形になります。
ロケーションは吉祥寺駅南口を出てすぐ
お店のコンセプトは
LABI吉祥寺は、お子様からお年寄りまで幅広い世代に人気の街、吉祥寺にフィットした『豊富な品揃え』と、進化し続けるインターネット社会に対応する『最新のネットライフスタイル』を提案する店舗です。
だそうです。実際、まずまずの品揃えです。
場所は吉祥寺駅南口(公園口)を出て左手すぐ(歩いて数分)のところです。
私の記憶では、以前「ブックオフ」があった場所で、映画館「吉祥寺オデオン」のある区画で、その隣にあるスーパーマーケット「ライフ」のさらに隣です。
その場所に新たにできた 7階建のビルを「LAVI吉祥寺」が占有しています。
吉祥寺駅からすごく近いですが、なかなか青にならない信号が目の前にあるためか、人の流れは正直、あまりよくありません。
そもそもブックオフが吉祥寺駅の北側に店を移転したことを考えると、少し癖のあるロケーションといえるかもしれません。
フロアは分かりやすいレイアウトです
ビルは地下が駐車場で、1階から7階まですべてが「LABI吉祥寺」の売り場で、各階の商品構成は以下のフロアガイドの通りです。
地下は駐車場でした。日用品を扱っている 5階だけ少し異質ですが、それ以外は家電量販店そのものです。
各階フロアの大きさは「ヨドバシカメラ吉祥寺」の半分くらいに感じました。ネットで検索すると「延床面積」は
- ヨドバシカメラ吉祥寺 約14,000平方m
- ヤマダ電機LABI吉祥寺 約8,800平方m
と紹介されていました。
別々の記事からの引用ですが、とりあえず売場面積では LABI はヨドバシの 6割くらいといったところです。
各フロアはほぼ正方形で、中央に商品を置く展示台が置かれ、周りを小物やアクセサリー、周辺機器で固めてる感じです。
エレベーター周りや柱に鏡を多用して奥行き広く見せる工夫がされています。
まあ、最近の店舗では一般的ではありますが…。
アクセサリーなどは手が届かない上のほうまで商品を展示して、品揃えの豊富さを演出しています。
実際には同じ商品が含まれており、在庫を引き出しにしまうよりも並べておこう!という感じです。
さらに詳しい情報は「流通ニュース」に写真満載で紹介されています。
トイレは各階にありますが、男子トイレは個室がひとつで少し狭いです。
そして各階の入口にはフロアマップとベンチが置かれており、買物には過ごしやすくできていると思います。
パソコン売場の実力は?
当然、私としては一番、気になるのがパソコン売場です。
タブレット、ノート、デスクトップで一通りのメーカー商品はあります。壁にメーカーの大型ポスターを貼ってにぎやかな雰囲気を醸し出しています。
正直、商品を紹介するパネルや料金表示は分かりにくいです。
商品名が小さく、どの商品がいくらなのか判断しにくく、スペック情報も不足です。じっくり商品を見比べるよりも店員を呼んで欲しいといった感じです。
いま私が一番注目している「レッツノート RZ(CF-RZ4)」もシルバーのモデルしかなく、最も象徴的な天板がブルーのモデルが展示されておらず、残念です。
モデルによる値段の違いもスペック表示不足で購入判断ができません。店員に尋ねるとメーカーパンフレットで調べ始めました。それではダメでしょう。
とにかく現金還元や値引きの表示ばかりが目立って、肝心の商品情報が隠れてしまっているのは残念です。
SSD なのに「ハードディスク」の欄しかないのは寂しいです。とにかくスペック紹介の文字が小さすぎです。
スペックなんてよくわからないから店員さんに聞いて決めるよ、といったお客さまをターゲットとしたお店なのかもしれません。
これから期待するものは
空いていると思って平日昼間に訪問しましたが、オープン半月にしては予想以上にお客さまが少なかったです。
パソコン売場では店員のほうが多くて、少し居心地が悪かったです。
「集客力」という意味では相当な工夫が必要でしょう。でも、すでにヨドバシがある中では厳しいかもしれません。
せっかく立派なお店ができたのですから価格やポイントだけでなく「さすがヤマダ電機!」というものをドンドン打ち出して欲しいです。
ヨドバシと比較できるお店ができたのは利用者にとっていいことなので、切磋琢磨してもらえたらいいです。がんばれ「LABI吉祥寺」!
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