さよなら、ラスカル(ベーカリー)!きみには吉祥寺のまちは棲みにくかったのかもしれないね

中道通りにある「ラスカルベーカリー」が今月いっぱい(2018年11月30日)で閉店ということで、最後にラスカルとお別れをしてきました。

  • Rascal Bakery by CHARABREAD ラスカルベーカリー

「かわいい」だけでは吉祥寺で生きていけないかも

雰囲気もほんわかとした楽しいベーカリーではありました。

 

そしてラスカルをキャラクターにしたパンは間違いなくかわいいです。

 

でも一方で、大人の男性が利用するには勇気がいるのも確かです。

カワイイのはもちろん必要ですが、普通にパン屋さんとして「誰でも利用しやすく」しないと生き延びるのは厳しいかもしれません。

ユニークな「しっぽパン」と王道の「ラスカルパン」

せっかく最後なので、気になっていた「しっぽパン」を買ってみました。

 

それだけだと寂しいので王道の「ラスカルパン(てれっ)」も!

店内で食べようか迷いましたが、やはり「井の頭公園」に行きましょう!

 「井の頭公園」でおいしくいただきました

袋からしてかわいい。おじさんが持って歩くのは少し恥ずかしいけど。

 

今日のドリンクは「ホノルルコーヒー」の「コナブレンド」。

 

そしてこちらが「しっぽパン」。ふんわりしているのかと思ったけど、メロンパンの外側と同じ感じ。

 

チョコクリームの菓子パン。普通においしいです。

 

そして「ラスカルパン」。まあ、かわいいのは知っています。

食べるのが申し訳ない!

 

そっと中を見るとクリームパン。これまた普通においしいです。

とにかく可愛くて、しかもきちんとおいしいパンですが、それ以上の驚きがないのも確かです。

おじさんとしてはもっとストーリー性も欲しい

いまの子供でもラスカルのキャラクターは可愛く感じるだろうし、パンも楽しめると思います。

 

でも、子供の頃に「あらいぐまのラスカル」を観て大好きだった私のようなおじさんには物足りないです。

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スターリング少年の成長や周りの人たちとの交流、ウィスコンシン州の大自然の素晴らしさと厳しさなど「あらいぐまのラスカル」は単なる「かわいい」だけのストーリーではないからです。

成長したラスカルが狂ったように畑のとうもろこしを食べるシーンはかなりしっかり記憶に残っていて、野生動物についての認識が変わったのを覚えています。

とはいえ、いまどきの子供はもちろん、その親世代でも「あらいぐまのラスカル」のアニメを見たことがないかもしれません。

 

なにはともあれ、さよならラスカル!ウェントワースの森にお帰り!

ちなみに 30代の頃に 2年間、ウィスコンシン州のミルウォーキーで働いていたので分かりますが、このあたりは冬、恐ろしく寒いです。

 

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