「吉祥寺ランチ」で中華料理店「竹爐山房(ちくろさんぼう)」を訪ねました。20年ほど前に会食で利用した記憶がありますが、それ以来となります。
◎追記(2019/12/25)12月15日に閉店。
またひとつ吉祥寺の「老舗」が閉店となってしまいました。寂しいです。
場所を知らないと通り過ぎるかも
お店は吉祥寺駅公園口を右に折れて「パークロード」を進み、交差点で「公園通り」と「井の頭通り」を渡り、そのまま「井の頭通り」を三鷹方向へを少し歩くと左手にあります。
- 竹爐山房ホームページ
- 竹爐山房 (チクロサンボウ) – 吉祥寺/中華料理 [食べログ]
すでに紹介したハンバーガー屋「ヴィレッジヴァンガード ダイナー」の「井の頭街道」をはさんだ向かい側です。
●武蔵野市吉祥寺本町2-21-8 センチュリーホーム吉祥寺ビル2 B1F
●11:30-14:30、17:30-22:00 水曜休
洒落た住宅のようでもあり、場所を知らないと通り過ぎるかもしれません。
リーズナブルなランチもある
高級なイメージが強かったので恐る恐る入口前のメニューを覗き込みました。
するとランチは 1,000円(税抜)からある(日曜日・祭日を除く)ようです。
覚悟を決めて入口を入ると地下への階段があり、アウェイ感が半端ないですが、勇気を出して降りて扉を開きました。
店内は思ったよりも広く、そして年配の女性を中心にお客さんもたくさん入っていて驚きました。
テーブル席はかなり埋まっており、カウンターの席に案内されました。個室もあるようです。
少し贅沢に「酸姜牛肉」を選択
「鶏粒芋子(鶏肉と新じゃが小芋のやわらか煮)」、「砕魚茄子(白身魚入り揚げナスの甘辛煮)」が 1,000円でしたが、せっかくなので少し奮発して 2,000円の「酸姜牛肉」にしてみました。
酸姜牛肉 やわらか新生姜の甘酢漬けと牛肉の炒め合わせ
オードブル3品盛り、おまかせスープ、漬物、デザート付
ほかにも「海鮮韃靼炒麺(1,400円)」「和菜豌豆紅薯粥(1,000円)」「醋溜麺(1,200円)」といった麺や粥があり、さらに「おかませヘルシーコース」が一名様 3,800円(2名より)もお祝いとかならありですね。
こちらが「オードブル3品盛り」。すらすらと説明してくれましたが、右から左に抜けていきました。
いかにも中華味のチャーシュー、魚介系の味噌が絡んだタケノコ、サッパリしたお浸し、少し酸味のある手前の一品はなにかは分かりませんでした。
でも、どれも味付けは控えめで、おいしくいただけました。
生姜の香りと味が牛肉にピッタリ
そしてメインのセットが登場。生姜の香りがしてきて食欲をそそります。
スープは魚介系の味で、煮込まれた白菜(かな?)も滋味です。
「酸姜牛肉」はタケノコみたいに見えるのが生姜。噛むと独特の香りと爽やかな味が広がり、牛肉との相性はバッチリです。
アスパラ、しめじ、レンコン、パプリカなどもうまく混ざり合い、いい感じのハーモニーです。少し刻まれた唐辛子も効果的。
自宅の料理では生姜をおろしたり、刻んで使っていましたが、新生姜をこんな感じで大きめに切って使うのも試してみたいです。
白きくらげのデザートがおしゃれ
食後に「白きくらげ」のデザートが登場。ソースはグレープフルーツ。
ふわっとした独特な食感と酸味のあるソースがおしゃれです。
女性客が多いので男性のお一人様には少し勇気がいりますが、おいしい中華のランチが食べたいときは選択肢に入れていいでしょう。
おいしかったです。ごちそうさまでした。
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