コーヒーについて調べているうちに「テイスティング」をしてみたくなりました。
LIGHT UP COFFEE(ライトアップコーヒー)
そこで、テイスティングができると聞いていたコーヒーショップ「LIGHT UP COFFEE(ライトアップコーヒー)」を訪ねました。
ライトアップコーヒーは
スペシャルティコーヒーを自家焙煎し、コーヒー豆がもともと持つ、果実由来のフルーティさや農園ごとの鮮やかな個性をみなさまにお届けしております。
というこだわりのお店です。
場所は、吉祥寺駅北口を左に折れて直進して「中道通り」の西端ゲート近くです。徒歩7分ほどで「はらドーナツ」の隣にあります。
●武蔵野市吉祥寺本町4-13-15
●10:00-20:00(火 12:00-18:00)
スペシャルティコーヒーとは
そもそも「スペシャルティコーヒー」が耳慣れない言葉ですが、どうやら「日本スペシャルティコーヒー協会」もあるようです。
LIGHT UP COFFEE のサイトでは
スペシャルティコーヒーとは?
特に味と風味が際立っているコーヒーのことです。
コーヒー豆は果実の種です。農作物として品質を追求すると、オレンジやストロベリー、チョコレートなど、果実由来の鮮やかな特徴を感じられるようになります。
雑味も少なく美味しさだけが豆に詰まっているため、焦がさずに焙煎した方がより美味しくなり、苦味が無くフルーティなコーヒーとなるのです。
と表現されています。
とにかく「特別な一杯となるコーヒー」ということなのでしょう。
3種類のコーヒーをテイスティング
なにはともあれ「テイスティング(680円)」をオーダーしました。
この日は「ケニア」「コスタリカ」「エチオピア」の単一農園で採れたシングルオリジン 3種類。
そのシーズンにおススメできるものを厳選していて、入荷した生豆がなくなれば、また選びなおして切り替えるのだそうです。
いれかたはペーパードリップではなく、フレンチプレスを使って抽出するようです。
店の方に聞くと、これでコーヒー豆のうまさをすべて引き出しているのだそうです。そして「いい豆」なので雑味などは出ないと言い切っていました。
さすがは「スペシャルティ」です。
見た目は同じ。味や香りの違いは?
それぞれのカードが用意され、そこに入れたてのコーヒーを並べてくれます。
なかなかオシャレな感じです。
まず、見た目では区別がつきません。
味も香りも、正直、それほどの違いを感じませんでした。
まさに「猫に小判、豚に真珠」の状態です。
あまりにも情けないので、再度、お店の方に質問したところ
どれも果実由来のフルーティさを持っているので、そういう意味では似ており、その他のコーヒーと較べたほうがはっきりと違いが分かるかもしれません。
とのこと。私の鼻や舌ではそこまで微妙な違いは分からないのかもしれません。
さらにお話を聞くと
分かりやすいのは「エチオピア」だけ「ナチュラル」という生産方法なので、果肉が付いたまま乾燥したあと脱穀しており、他の2つより香りが強く感じられると思います。
といわれると、だんだんそんな気がしてくるから不思議です。
そのうち分かってくるのか天性なのか
それぞれのカードには「プロファイル」が書かれています。
こんな感じの香りやテイストが含まれていますよ、ということなのだと思います。
レモン、アップル、ストロベリーなど、書かれている果物を想像しながら飲み比べましたが、なかなか難しいです。
これは飲みつけてくると、そのうちに分かってくるものなのか、天性の鼻や舌が必要なのか、よく分かりません。
どちらにせよ、コーヒー豆も相当、奥が深いことは分かりましたし、どれもおいしかったです。そしてなにより「テイスティング」をすること自体が楽しかったので大満足です。
いつか、この微妙な味や香りの「違いが分かる男」になれるといいな、と思う今日この頃です。
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