吉祥寺の「LIGHT UP COFFEE(ライトアップコーヒー)」で 3度目の「テイスティング」を楽しんだことは紹介しました。
「飲み比べセット」のパッケージがかわいい
そのあとで買ったコーヒー豆が「飲み比べセット(2,000円)」。50g ずつ 4種類の銘柄が入っています。
こちらがその中身。パッケージに動物が描かれており、見ているだけでも楽しいです。
具体的には以下の 4種類。解説はお店の紹介文より。
- コスタリカ レオンシオ ブラックハニー(COSTA RICA leoncio BLACK HONEY)
カシスやグレープのような円熟した果実味と、後味に残るチョコレートのような甘さが特徴。 - エチオピア コンガ ナチュラル(ETHIOPIA konga NATURAL)
イチゴヨーグルトのような甘さを伴う優しい酸味に、バラのような華やかな香り、後味に続くキャラメルの甘さ。 - グアテマラ インヘルト(GUATEMALA el injerto)
オレンジやピーチ、赤りんごのような明るい酸味と、熟度の高い凝縮した甘み。後味に残るキャラメルのような風味。 - ニカラグア リモンシージョ(NICARAGUA limoncillo)
紅茶のような上品な風味に、レモンを思わせる繊細な酸味。後味にはブラウンシュガーのような甘さが残ります。
いずれも見るからに圧倒的な浅煎り
これまで「LIGHT UP COFFEE」で飲んできたコーヒーは、いずれも酸味が際立っていたので煎り具合は浅いというのは想像に難くありません。
そこで「コスタリカ」の封を切ってみると、思い切り浅煎りでビックリ。ここまでとは思いませんでした。
「エチオピア」を開いても同様でした。撮影時の光の加減にもよりますが、明らかに浅いです。
4つとも、サイズなどお違いはあれ、焙煎度はほぼ同じです。
「LIGHT UP COFFEE」の推奨する焼き加減ということなのでしょう。
手元に「ルワンダ コーパック カブリジ RA」があったので比較のため手前に置いてみました。
色の違い(焙煎度合い)がハッキリ分かりますね。
挽くときハンドルが重くガリガリと硬い
まずはコスタリカを挽いてみました。
ハンドルを回すと「ガリガリ」という感触で、いつもより挽くのには力が必要です。きっと浅い焙煎のため硬いのでしょう。
挽いたあとの香りも控え目。
蒸らしでガスは発生しますが、あまり膨らまないです。
味はしっかり酸味を感じ、後味には甘みを感じます。苦味はほとんどありません。
酸味については好き嫌いが分かれそうです。
コスタリカとエチオピアの味くらべ
味を比較するためにコスタリカとエチオピアを同時に入れてみました。
この段階ですでにエチオピアのほうが香りが強く、酸味を帯びています。
味も明らかに違いますが、どう違うかを表現するのは難しいです。
いずれも酸味はしっかりとあって、コスタリカのほうが熟した感じ、エチオピアのほうが華やかなのかな?
ニカラグアとグアテマラの味くらべ
続いてはニカラグアとグアテマラ。
これも飲み較べると違いがあるのは分かりますが、コスタリカとエチオピアほどの差ではありません。
やはり酸味はしっかりとあって、グアテマラのほうがより強く感じます。
さすがにオレンジやレモンなど具体的な果実での表現は私にはまだ難しいです。しかし、ここまでくるとコーヒーというよりはハーブティーに近いです。
嗜好品なので人それぞれですが、私はやはり苦味やコクが感じられる、いわゆる「深煎りコーヒー」のほうが好きかもしれません。
もちろん、たまにはこういった果実っぽい味わいのコーヒーもいいですが、常時飲むならしっかり焙煎されたほうを選びます。
なにはともあれ、一度、しっかり飲み比べられたのはいい経験になりました。すっかり口が酸っぱくなってしまいましたけど。
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