行きつけの飲食店の支援で「前払い回数券」アプリはどうかな?「ぐるなびx楽天」ならできるかも。

いつも利用している吉祥寺のお店を支援する方法として、いい形で「前払い」ができる仕組み/アプリができないか、無い知恵を絞ってずっと考えていました。

「さきめし」というサービスはあるけど

すると誰でも考えることは同じようで、すでに「さきめし」というサービスがありました。ほかにも同様のサービスはあるのかもしれません。


参考
コロナショックに苦しむ飲食店を “さきめし” で応援しよう!

さっそくサイトを読んで「ごちめし」アプリもインストールしてみましたが、正直、ちょっと使い方が分かりにくいです。

それにサイトで見る限り、「さきめし」できる吉祥寺のお店は見当たりません。


参考
【東日本版】コロナショックに苦しむ飲食店を “さきめし” で応援しよう!

「ごちめし」のアプリから「吉祥寺」で検索すると 3軒ですね。

アイデアは良くても、このアプリが一気に普及するとは少し考えづらいです。頑張っては欲しいですけど。

「前払い回数券」がよさそうな気がする

それと「前払いで収入が先に入る」というメリットがあっても、この騒動のあとにお店に来るお客さんの多くが先払い客だったら日銭が入らなくなります。

とすれば、お店側にもお客側にもメリットのある形として

  • 1回 1人 1枚 使える 300円 の回数券が 11枚で 3.000円

を前払い、といった形が一番、良さそうな気がします。

行きつけのお店の支援であれば 3,000円くらい喜んで前払いできるでしょうし、11枚目の 1枚分はお得でもあります。お店側も 1回 1人 300円なら残りは売上になります。

さらに 11回通ってくれるのですから、その分、お店は繁盛しますし、前払いなので 11回も来てくれたら 11枚目の 300円くらいサービスできるのではないでしょうか?

それが厳しければ、利益率が高いであろうドリンク分だけチケットを利用できるようにする、といったことがお店の都合で決められるとするのもいいですね。

追記(2020/4/23)

同様の発想の応援サービス(飲食店応援プロジェクト)で前売り券の有効期限は「法律との兼ね合いで」6カ月以上に設定するのは難しいという記述がありました。となると 11枚ものチケットは難しいかもしれません。該当する法律はこれかな?

参考
資金決済法にいう「6ヶ月」とは?前払式支払手段の有効期限を解説!トップコート国際法律事務所

1回 1人 1枚 にすれば家族やグループで訪れたらすぐに消化できますし、電子チケットとしてほかの人にプレゼントできるという口コミで広げる方法もありですね。

たとえば支援で 3,000円x3 買って 30人の友人に配る、などができると面白いです。

※ もし最悪の結果として閉店となって使えなくなったとしても、これまでの感謝だから構わない!そんな心意気で前払い支援ができると理想です。

 

これをアプリで実現して、画面を見せて支払い時にタップすると 1回分が減り、その分を値引きするようにすればスマートですし、現金レジでも採用は可能です。

お店にとっても、大変なときに先払いしてくれたお客さんだと分かるし、お客さんのほうもお店に対するロイヤルティを示せると思うわけです。

「ぐるなび」と「楽天」ならできるかも

まあ、考えるのは簡単ですが、どうやって実現するかですが、一番、実現が早いのは主要な飲食店のデータベースがあるサービスを活用する方法です。

となると「食べログ」「ぐるなび」「ホットペッパーグルメ」などでしょう。

この中で一番、可能性がありそうなのは「ぐるなび」かもしれません。「楽天」と提携しているので「楽天ポイント」を絡めることが可能だからです。


参考
資本業務提携の強化に係る契約締結のお知らせ楽天株式会社

たとえば思いつくだけでも

  • もちろん余っている「楽天ポイント」は「前払い回数券」の支払いに使える
  • いま「楽天カード」を作ると「前払い回数券」に使える 8,000ポイントプレゼント
  • 「ぐるなび」と「楽天 ID」連携で「前払い回数券」用に 1,000ポイントプレゼント

こういった楽天が得意ないつものプロモーションをすれば「楽天」にも「ぐるなび」にもメリットは大きいはずだし、口コミでも広がりやすいでしょう。


参考
ぐるなびで飲食店を予約すると楽天ポイントが貯まる!楽天 Dining

この仕組みを元に「ぐるなび」が飲食店に加入を呼びかけ、コロナの期間は加入料無料といった提案をするわけです。もちろん既存の加入店はすぐ利用できるようにします。

もちろん、前払いで集まったお金を飲食店へ素早く還元できる仕組みが必要なのはいうまでもありませんが、「楽天カード」「楽天銀行」の基盤があれば十分できるのでは?

 

これで「ぐるなび」の利用者も増えるでしょうし、「楽天カード」や「楽天ポイント」の普及にも役立つはずです。店舗に「楽天ペイ」の導入を促すのもありかも。

なんといってもこの時期、営業継続に苦しんでいるお店には大きな助けになるし「ぐるなび」と「楽天」の評判もグッと上がるのではないでしょうか?

 

もちろん「食べログ」がやってもいい企画ですが、クレジットカードによる支払いなどの紐づけやポイントによる展開は「ぐるなびx楽天」のほうが魅力的です。

 

極端な話、そこまで言うなら私が事業を立ち上げればいいのかもしれませんが、それではスピードも技術力も規模も資本も信頼度も、なにもかもなくてお話になりません。

いま、このときにも苦しんでいる飲食店を救うには、既存の企業、アプリ、仕組みを活用して、強引にでも立ち上げるしかないと思うわけです。

 

この記事をアップした頃には、実はすでに準備完了で今月後半にはスタート!みたいなことになっていれば理想ですが、どうでしょう?三木谷さん ^^;

 

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